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神戸ステーキデナー 「ハンブル・シェフ(謙虚な料理人)」と言われた私。

 皆様、ご無沙汰しています。毎日、私のブログを見に来てくださった方には、更新もせずにすみませんでした。
 



 さて、四月になり、大変良い気候になり、道々、花を眺めながら楽しく過ごしています。

 


 猫のクロミちゃんは、私をみかけると、「よっこらしょ」という感じで、わざわざ挨拶に出てきてくれます。少し不自由な足をかばうようにして私の足にまとわりついて頭をこすりつけ、道にごろりとねっころがります。この辺は、家の前の庭に草木や花が咲き乱れているので、猫にとっては、パラダイスでしょう。クロミちゃんは、賢いので、人を追いかけて道路に飛び出しません。門の外の歩道、2メーターの範囲でごろりとしています。顔つきが、見た目にはタマちゃんと違うのですが、穏やかで優しい猫だとわかります。

 


 話すことが沢山出来ました。

 

 リズさんのお宅で私は家族のように受け入れてもらっています。こちらのゲストルームの滞在日数が引っ越す予定のアパートの都合で延びたのですが、今では珍しい伝統的価値を保持しているアメリカ人家族の日常の模様を かいま見ることができて喜んでいます。滅多にないチャンスだと思い毎日を楽しもうと思っています。おそらく、新しいアパート(3軒先)へ移るのは、4月21日頃かと思います。


 とても広い花の苗を売っている場所。

 

あちこちにいろいろな石碑や石像があります。





リズさんの次男、ジェイミー君の飛び込みを見学に行きました。ジェイミー君は、全米で10位に入る飛び込みの選手です。
  

 ――――― 神戸ビーフ ディナー 

                                                                               

 4/4/2012

 今日は私が夕食を準備しようと申し出るととても喜んでいた。グレンさんはテキサスの油田工事の仕事でテキサスに出張して、今晩遅くに帰るという。自分の会社なので、朝早くから夜遅くまで本当に良く働いている。

 さて、夕方、リズさんが、「やっと税金申告が終わってほっとしました。そうそう、グレンさんが戻ってきたら食べる分を残しておきましょう」というので、近くのスーパーマーケットで買ったアメリカ産の「神戸ビーフ」肉を焼くことにした。

 付け合わせのアスパラガスのバター焼きと、レッドポテトのガーリックソテーは作ったのだが、グレンさんの帰宅時間がわからないので、いつ肉を焼き始めたらいいのかしらと思っていると、8時頃、ドアをノックする音がするので、私が行くと、グレンさんが「ハーイ!スミコ。元気ですか?」と陽気に笑いながら挨拶をし、リズさんが二階から下りて来た。

 私の料理を見て、「わ~、素晴らしい!」と言いながら、トニーベネットの音楽に合わせて、その場で、二人は手に手を取り合ってダンスを始めた。

 何て素敵なご夫妻だとうとうっとりとしていると、グレンさんが、「そうだ、今日は特別に良いワインを開けよう。(”Layer Cake”という赤ワイン)。と言う。

 私とリズさんにワイングラスを渡し、赤ワインを注ぎ、「チアーズ!何に乾杯しようか?」と言うと、「「シェフに!(私のこと)」と、嬉しいことを言ってくれた。

 私は、ガス台の前にたって、肉を焼こうとすると、二人は、テーブルに座って、「私たちは、スミコが肉を焼くのを二人で見物しますよ」と言う。そう言われると、緊張してしまい、肉が厚いこともあり、中まで火が通るか心配になった。リズさんが切り込みを入れた肉を見て、「パーフェクト!スミコ」と言うのでほっとした。

 リズさんは、「私の代わりに夕食を作ってくれて本当に嬉しいわ」と言えば、グレンさんは、「僕たちのためにこんなに良い肉を焼いてくれたんですか」という。

 二人は、「とっても美味しい。美味しい」と言ってくれるので、私は、「親切に言っていただいてありがとう。気に入ってもらって嬉しいです。」と答えると、グレンさんが、「謙虚なシェフだ。ハンブルなシェフに乾杯!」とまたワインを注いだ。

 メインの肉料理を食べると、グレンさんが立ち上がり、皿にサラダを盛りつけてくれた。高級なフランス料理店の給仕のような仕草で盛りつけた。それを見ていたリズさんは、「I’m very ‘Manzoku-ja’ (=わしはとっても満足じゃ!)」と冗談を言った。「これは、日本の侍が言う台詞よ」とおどけた。

 食事が終わり、日本式に私が食器を洗おうと申し出ると、グレンさんとリズさんは、「スミコ、いいんですよ。作った人は、洗わない。特に、美味しい場合は洗わない。でもね、美味しくなかった時は、作った人が洗うってことです」と大笑いした。

 

 

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